2019年2月12日

和声とバッハのコラール


コラール Choraleとは、ルター派(マルチン・ルターが起こしたドイツ・プロテスタント教会)のドイツ語の賛美歌です。カトリック教会では単旋律のグレゴリオ聖歌を聖歌隊がを歌い会衆は聴く立場であったのに対し、ルターは会衆が自国語の賛美歌を歌うことが信徒の強化に重要と考え多くの歌詞を書き簡潔なコラールを創作しました。旋律は歌いやすものとし、既存の宗教民謡や世俗歌曲、グレゴリオ聖歌からの引用ないしは新たな旋律が作られました。礼拝ではオルガンの伴奏によって会衆がユニゾンで歌うことが基本でしたが、やがて和声を付けた四声合唱曲、対位法を用いた音楽に発展しました。
以下に、バッハの四声コラールに関する 1. 詳しい解説などの外部リンク、2. 参考動画、3. 楽譜などを紹介します。